今回は木造平屋の注文住宅で採用された「跳ね上げ式折りたたみ階段」の事例をご紹介します。
「跳ね上げ式折りたたみ階段」とは、主に屋根裏部屋（ロフト）や小屋裏収納など、階段を設置するスペースがない場合に用いられることが多い収納式階段の一種です。
このタイプの階段は、使わないときには天井にすっぽり収納され、部屋のスペースを有効活用できるのがポイントです。
手動で引き出して使用するタイプと、リモコンで操作できる電動タイプがあります。
今回の施工事例では、屋根裏の点検口として、手動の跳ね上げ式折りたたみ階段を採用していただきました。
使い方は、とても簡単です。
天井蓋の穴（フック部分）に専用ロッド（フック付きの棒）を引っ掛けて、軽く引くだけで扉がゆっくり開閉します。
天井扉が開いたら、中に折りたたまれている階段部分を引き出します。折りたたまれている階段を手で掴み、床に向かってゆっくり開いていきます。
階段がしっかり開いて床に設置するように伸ばすことができれば完成です。
使用後は、階段を開くときと同じように、折りたたんで天井扉に収納していきます。 扉をゆっくり押し上げて完全に閉じます。
今回のような木製の跳ね上げ式階段は、温かみのあるデザインで室内に馴染みやすいです。木造平屋のこちらの注文住宅と、インテリア的にもぴったりです。
素材は木製のほかにアルミ製などの素材があり、住宅の雰囲気や用途に合わせて選んでいただけます。
ただ、普通の階段に比べると昇り降りが難しいことや、頻繁に使用する場合は部品の摩耗や破損が懸念されますが、子どもや高齢者が使用する場合には、滑り止め加工や手すり付きのものを選んだり、定期的にメンテナンスを行うことで安全にお使いいただけます。
利用頻度やライフスタイル・目的に合わせて導入を検討していただくと良いと思います。 堀崎ホームでは設計士が2名、常駐しています。 新築注文住宅をご検討の際には、お気軽にご相談ください。
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