設計課の中西です。
今回は障子についてお話しします。
最近の住宅では障子が使われることが少なくなってきている傾向がありますが、日本のすまいの工夫を形にした、魅力的なしつらいのひとつだと思います。
障子には障子紙といわれる紙をのりで貼るのが一般的です。やわらかい表情でとてもいいのですが、破れやすいという短所もあります。
破れにくい障子紙があると助かると思いますので、いくつかご紹介してみます。
一つ目は紙の強度を増した障子紙。
強化障子紙といって、(株)ワーロンのタフトップが有名だと思います。
通常の障子紙の5倍の強度となっています。見た目は普通の障子紙と変わらない優しい表情です。
とはいっても、紙ですので破れます。
さらに強度を高めた素材もありまして、同じく(株)ワーロンのワーロンシートです。
こちらは和紙を塩化ビニル樹脂でラミネートしています。水拭きもできます。こちらは専用の両面テープで建具に接着します。
障子にもいろんなタイプがありまして、障子の中の桟(組子といいます)のデザインを変えるといろんな表情が楽しめます。
それから雪見障子なんて言うのもあります。
下の障子を上げると外が見えるというものです。
まだまだ、いろんな障子があるのですがこの辺りで。
障子をすまいに使う機会があったら、是非、色々検討して楽しんでみてください。日々の生活を豊かにしてくれるものの一つだと思います。
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